Guitar Lesson

お知らせ


音楽の話

VOL(1)音楽と感動
その昔、テレビで大きな古時計を教えるバイオリン教室の番組がありました。
生徒さんは老齢なお爺さん。テクニックは完璧ではありませんがとても感動的な演奏でした。
そして先生が模範演奏を。結果は先生の方が明らかに上手いと分かります。
しかしそのプレイには生徒さんの様な感動を感じません。
泣かせます聴かせますとテクニックを幾ら駆使しても、自然の力には適わないと感じました。
音楽とはそういうものだと思います。
上手い下手や理屈では語れない素晴らしさが音楽にはあるのです。
2023/6/17

VOL(2)コピーについて1
コピーは8割位の完成度に仕上げれば十分です。
残り2割位に自分らしさを入れるのが面白いですよ。
コピーを否定する方も多いですが、楽器を使いコピーをしなくても聴けば大体の事が解る方もいます。
例えば聴いただけで譜面を書いたりするのです。
直ぐに頭の中でコピーが出来てしまう感じですね。
そういう方はわざわざ楽器を持ってコピーしなくても良いかもしれません。
そうではない場合は、やはり楽器を使ってコピーする必要性はあります。
耳も良くなりますし、テクニックや理論、好きなミュージシャンの癖等も解るようになります。
何れにしましても、楽しい事から始めると自然な上達につながります。
2023/7/2

VOL(3)コピーについて2
コピーに否定的な考えを持っている方も音楽を沢山聴く場合があります。
実は聴いて覚えてしまう事もコピーの一つなのです。
オリジナル、アドリブ、コピー、カバー、(敢えてコピーとカバーを別けてます)
何れも役に立ちますし役割も違います。
コピーが下らないと考え始めるとカラオケすら禁止になりかねません。
色々な方法を自由に楽しみましょう。
2023/7/30

VOL(4)自分に合うピック
自分が使いやすいピックを見つけるのは大変ですね。
素材や形で音も変わってきます。先ずは自分が何を中心に弾きたいのか考えると良いです。
速弾きなら先が尖ったピックで、ストローク系なら丸みを帯びたおにぎり型を使う方が多いです。
素材はデルリンだとタッチも滑らかになったりします。
では場面ごとに使い分ければ良いかと言うと、そう中々上手くは出来ません。
ピックは自分の指みたいになるので、持ち替えるには時間がかかるのです。
最初は好きなミュージシャンモデルのピックを使うと良いかもしれません。
2023/8/20

VOL(5)曲の弾き方
コピーをする時は、木を見て森を見ずから入る事をお勧めします。
最初は全体的に何となく似れば良いのです。
そうでないと堅苦しく、しかもゴチャゴチャになります。
全員に通用する話ではありませんが、後で細かい所を訂正すると良いですよ。
2023/9/18

VOL(6)ジャンルについて
そもそもジャンル分けはミュージシャン側の為にあるのでは無く、
試聴者が自分の好きなタイプの曲を見つける為にあったのではないかと思います。
それがあって、曲も聴かずにジャケ買いをするという事が出来たのでしょう。
今は殆どの曲を試聴出来るのでジャンル分けの必要性は無くなって来たかもしれません。
ジャンル論争もいずれは無くなるかもしれませんね。
2023/12/10

VOL(7)セーハコードについて
初心者にとってセーハコードは難しいものです。
Fコード等がそうですね。
ところが意外にもギターを変えただけで弾ける事があります。
よくある出来ない原因は、
ナットの溝が高すぎる。フレットが低すぎる。
中古の為、全オーナーの使用でフレットが凹んでいる。
ブリッジが高すぎる。ネックが順ぞりしている。
ボディートップが膨らみすぎている。ヘヴィーゲージを張っている。
中古のジャンクを購入して修理をせずに無理な状態で弾いている。
等が考えられます。

技術的には、指が良く開く様になるまでギターに慣れる。
押弦の力加減が出来る。ポジションをよく覚えフレットの近くを押さえる。
他にも、あまり低く構え過ぎない等でFコードが弾けるようになります。
直ぐに諦めずに上記の事をチェックしてみると良いですよ。
全てではなくその中の一つで解決するかもしれません。
2024/2/17